「シカゴ・タイプライター~時を越えてきみを想う~」視聴の感想
少し前に視聴し終わっていたドラマ・・・
ユ・アイン、イム・スジョン、コ・ギョンピョの共演。
脚本は「太陽を抱く月」「キルミーヒールミー」のチン・スワン、監督は「空港に行く道」のキム・チョルギュ
どうりてそそると思った・・・私の好きな作品が代表作の方々で作られてました・・・
人気のベストセラー作家とその周りに集まる人々が、前世の因縁で繋がっている・・・
古いタイプライターが前世の記憶を呼び覚ますキーになっていて、ファンタジーなんだけどそんなに軽くないストーリー。
このドラマも現在と過去(前世)が途中で行ったり来たりするので、頭の中でいろいろと整理しながら見ていきたいドラマ。
韓ドラにありがちな設定です・・・はい・・・
「シカゴ・タイプライター ~時を越えてきみを想う~」公式サイト
詳細なストーリーなどは公式サイトに載ってますので、そちらを参考に・・・
メモっていた箇所や感想を偏った目線で残します。
ドラマの中ではゴーストライターというのがキーワードになっているような気がするけど、
実はゴーストというのが真のキーワードだったのかなと思ったりもした。
過去(前世)の時代設定は、独立運動中の朝鮮時代・・・
自分たちの使命のため犠牲にしたものも多かっただろう時代・・・
そんな部分を垣間見ると、ドラマとは分かっていても胸が痛む。
ベストセラー作家(ハン・セジュ:ユ・アイン)とその熱心なファン(チョン・ソル:イム・スジョン)との出会いから始まり、
その関係も色々と形を変えながらストーリーは進む。
二人の関係は前世でも繋がっていて・・・
恋愛の要素もあるけれど、私はこのドラマの主軸はそこじゃないと思いたい・・・
人と人との関係・・・関係が作られていく過程とか人との関わり合いが見どころかと。
個人的に好きなシーンをご紹介・・・
・ゴーストであるユ・ジノのソルに対する思いが切な過ぎる時がある。
自分の姿が見えないソルに向かって"リュ・スヒョン"と名前を呼んでしまうシーンとか・・・
(前世の名前を呼ぶと自分の姿が相手に見えるようになることを知っていて)
・最終回、前世のシーン・・・
スヒョンとユル兄貴のやりとり・・・ハイライトです。
目の演技とセリフが切ないです。熱いものが込み上げます・・・久々に泣いた。
一連のやり取り・演技はさすが俳優だなと感動します。
私がこのドラマで1番記憶に残っているシーンそれは・・・
・前世でソ・フィヨンが、組織の名を汚さぬために自決する場面。
ソ・フィヨンが美しすぎて(ユ・アインが)・・・
心臓をぎゅーっとつかまれる。フィヨンの瞳に吸い込まれるー好きー!
もう神々しくて・・・
俳優ってすげーって、そういうとこ冷静に見れる自分もアレなんだけど~
ヘアスタイルや表情で人って変わるものなんだね・・・
(現世のハン・セジュは短髪で前世のソ・フィヨンは自然な長さの髪)
まぁ、元から整った顔立ちではあるけど(ユ・アイン)。
ぜひおススメします、そのシーンを。
OSTも雰囲気が良くてドラマに酔えます。
銃声がタイプライターに似ているから、銃の別名がシカゴ・タイプライターなのだそう。
それと古いタイプライターを掛け合わせてできたのかな・・・タイトルは。
カッコいいよね・・・
ユ・ジノがユル兄貴である過去に戻って終わるラストはセンスが良い。
私が大好きな部類のドラマだった。
手元に置いておきたいドラマの1つ・・・
ですが一言よろしいでしょうか・・・
こんなに一度に同じ時代の近くに生まれ変われるワケねーw
そうなんだけれど・・・フィクションだから~
最後に名言だと思ったものを置き・・・
このドラマを全肯定して終わりたいと思います(笑)
"恐怖は
自分に対する不信感と未知への不安から来る
恐怖と不安に勝つには
自分を信じるしかない"
"いつの時代も人生は苦しいものだ
完璧な世の中はない・・・
どの時代にも問題があり抵抗する人がいる
ぶつかり合ったり 戦ったりしながら
世の中は作られていく"
"妄想の川は広くて深い 岸に戻れなくなる"
ではこの辺で。