「キルミー・ヒールミー」視聴の感想
毎週1話ずつの配信で全20話・・・ようやく視聴し終わった。
20話ってけっこう長いね・・・^^;
脚本のチン・スワンさんは、「太陽を抱く月」も書いてらっしゃるようで・・・納得。。
私は、脚本がしっかりしているとドラマも面白いと考える一人です。
キルミー・ヒールミーもわりと好みの内容だった。
『キルミー・ヒールミー』公式サイト ←ご参考に
いやいや、チソン+ファン・ジョンウム+パク・ソジュン=そりゃ見るだろ~
だけど、2015年の作品を今頃やっと見たっていうね・・・^^;
「キルミー・ヒールミー」というタイトルは知ってたし話題になってたのも知ってる・・・
・・・からの2019年視聴完了~
やっぱり、波長なのよね・・・
どんなに話題になっていようとも、その時に自分にその気が起こらなければまず見ない。
特にここ何年かは韓国のことから気持ちが離れてたというのもある。
まぁ、それでいいじゃないか・・・個人の自由だしね。
さてさて、感想です。
多重人格という日頃馴染みがなく・・・想像上でしか知らない精神の病を織り込みながら描かれるラブロマンスって・・・
初めの頃は、チャ・ドヒョンとその別人格であるシン・セギとがオ・リジンを取り合うような展開なのかな?と思ったりして・・・
一人の人間の中に存在する2人が恋人を奪い合うというのも面白いな~と。
でも、次々に人格が出てきて複雑になって・・・その現れた人格にもそれぞれ意味があるようで・・・だんだん頭がついていかないー(*_*)
むか~し、テレビの特集で多重人格の事をやっていたのを見た事がある。
自分も幼かったのであまり覚えていないけど、その人は苦しそうに見えたな・・・
実際にそういう方は本当にいらっしゃるんだろうか?
なんて思いながら、ずっと見てましたね。
それにしても・・・パク・ソジュン演じるオ・リオンが大好き!
リオンには悪いけど、その切ない立ち位置が私の好物です(*^。^*)
自分の事をとても愛してくれる血の繋がっていないカッコイイ兄(オッパ)なんて・・・永遠の憧れ~~♡
リジンが羨ましすぎた・・・
パク・ソジュンさんの歌声に癒されるな~♬
でも歌詞がそのまんまリオンで切ないわ・・・
過去の記憶を取り戻していくことでその人格が現れた背景を知り、その人格の存在理由が解決していくことで多重な人格が統合されていく・・・こう考えればいいのかな?
多重だった人格が1人1人去っていく時の演出は、これはドラマだからだな~と思ってしまった・・・
ただ、
シン・セギが去る時のシーンと言葉は心にストンと落ちる。
ドヒョン「シン君 お前は僕だ」
セギ「俺は お前だ」「だから カッコよく生きろ」
自分が自分に伝える言葉・・・
よく「自分と向き合え」なんて言うけどそういう感じに似ている気もした。
人は誰でも自分の中で意識的だったり無意識だったりするけど、数人の人格(性格)を使い分けていると思う。
どの役を演じたとしても結局はどれも自分なんだよね・・・
でも時々‥どれが本当の自分なのかわからなかったりする。
人間って複雑だ・・・
このドラマ、
OSTも魅力的だった・・・
最終話の最後の辺りに流れる「言えない秘密」が私にはとても印象深く残っている。
ドラマの背景に流れる時‥日本語の歌詞字幕を追っていると、
この曲はシン・セギの歌にも思えた・・・
「お前を愛した俺は忘れて お前を泣かせた悪い俺だけを思い出して・・・」
なんか・・・せつないけどカッコイイというか・・・う~~ん。。
(語彙力が無くて表現するのが難しいけど・・・)
個人的にはヨソプのシーンも心に残っている。
危うい人格だったけれど、ビジュアル的にはわりと好みであった*^^*
タイトルの「キルミー・ヒールミー」もヨソプの時に出来た言葉だったよね。
このタイトルの付け方はセンス良かったと思う。
ん?
結局このドラマは何が言いたかったのかな?
と考えてしまうと簡単に言える答えがちょっと見つけられなかったけれど、
ラブコメなので過程が面白く内容が興味深いものならそれで観る価値はあるというもの。。
機会のある方にはご視聴をおススメいたします。
では、このへんで。