「ミセン -未生- 」視聴の感想
十数年前、「私の名前はキム・サムスン」に始まった私の韓ドラ好きの歴史ですが・・・
「ミセン -未生-」・・・
これまで視聴してきた韓国ドラマの中で1番良かったと言えるかもしれない。
主演はイム・シワン君、ZE:Aのシワンだったのね・・・
こんな顔してたっけ?と昔を思い出しCDを引っ張り出してみた(笑)
思いのほか背が高くなく、そこがまた役柄に効果的だったとも思える。
個人的にはお顔がジン(BTS)に似ているなぁと思うこともあった。
脇を固める俳優陣も魅力的で、
1つのドラマを作り上げるに当たっては、そここそ重要なのだなと気づかされる。
特に上司役イ・ソンミンさん・・・私もあなたの下で働きたかった(笑)
同期のメンバーがこれまた・・・あんな同期が欲しかった(笑)
未生(ミセン)というのは韓国の囲碁用語だそうで、
”死んでもなく生きてもない石”という弱い石のことらしい。
そのことから、”困難があっても諦めなければチャンスは廻ってくる”というメッセージが込められているそうな。
日本でいう将棋の駒の”歩”に似ているのかな?
歩はそのものの働きは一番小さいけれど、終盤に歩1つ無くて負けることもあり、使い方次第で大きな戦力になることもある。とても重要な駒だもの。
ん~~ちょっと違うか・・・?(笑)
話を戻しまして・・・
ドラマの中で語られるいちいち心に刺さる言葉・・・
「僕は大人だ」と主張しても大人にはなれない
やるべきことができなくちゃ
やるべきことが出来てないかもしれない大人の私にグサッ・・・^^;
誰にでも自分だけの囲碁がある
≒誰でも自分なりの戦略、戦い方、進め方(進み方)を持っている
等など、書ききれない覚えきれない名言をのっけから贅沢に使ってくるドラマである。
誰かの言葉を使えば、「名言の宝石箱や~~」とでも・・・( *´艸`)
人として勇気や力をもらえるドラマ・・・
企業戦士は皆こんなんだろうか?
仕事=戦い・・・という事ばかりではないけれど、その要素はいたる所にある。
自分はこのドラマのような世界を知らないので想像するしかないけれど・・・。
昔、街でスーツを着て颯爽と歩いている人を見ると、無性に応援したくなったものだ。
ある意味、スーツが戦闘服に見えていたのかもしれない・・・
ただ、自分はその中に入って戦おうとは思わなかったし、できないと思った。
勝ちたければ体を作れ 自分の悩みに耐えられる体を
体力がなくては精神力は発揮できない
会社というのは、人として会社のために正しいことをしても、
それが会社全体において良いこととは限らない。
むしろ正しいことが正しくない扱いを受けたりもする。
何とも複雑な組織であるようだ・・・
会社に来てゲームをすると抜け出せなくなる ただ仕事をすれば良い
ゲームとは、会社内での自分の立場を守る駆け引きのようなものかと。
時々社内で起こる言い争いのような意見のぶつけ合いが私は好きだ。
自分の意見を堂々と言え、相手もまたそれに対し意見を返す。
そうして中身のある議論は成立する訳で・・・。
私はリアルな世界では実に日本人的で、よほどでなければ自分の意見を通そうとはしない。(もちろん例外はある)
忖度というか人を優先させるところがあるので、自信をもって意見しているシーンを見ると羨ましく心地よい。
そして、自分もそうであらねばなぁ~と反省するのであった^^;
韓ドラでは屋上のシーンがよく出てくる。
そこでは画面のこちら側からも下界に広がる景色や夜景を見下ろせる。
それも私は好き。
そういう風景の映像もドラマに良い効果を与えていると思う。
最近・・・身近に働く女性の存在が多くあり、彼女らのやり取りを垣間見る機会があった。
出産の折に仕事を辞めて以来‥家庭の事を主にやってきた自分とは明らかに違い、子育てと仕事の両立に苦悩しながらも凛として自分の道をしっかり歩んでいる。
そんな女性の姿が羨ましく眩しくて・・・未生のソン次長を思い出す。
時々ドラマの中に出てくるような意見の交換が目の前で繰り広げられたが、それぞれ臆することなく自分の主張をする。
なんか感動した・・・
これまでに色んな困難があったと思うけれど‥働き続けてきた女性の強さを目の当たりにして、立場こそ違うけれど力をもらった・・・
ドラマに話を戻しまして、
シワン君演じるチャン・グレは契約社員である。
他の同期3人は正社員である。
そんな社内格差からグレの理不尽な立場に胸が痛むことも多い。
でもこれが現実の世間でも一般的なのかもしれない・・・
人生はある程度やり直しができると思うけれど、時は常に過ぎていくわけで・・・
ある一定の年齢でしか経験や選択できない事も多くある。
過ぎてみて”あーあの時・・・”と惜しんでみても、時間が元に戻ってくれることはない。
若い時にそれなりに必死に生きて、悩んで決めてきたつもりでも、振り返る年齢になってみると・・・
もう少し違う選択ができなかったかな?と後悔したりもする。
そして、時の大切さを改めて思い知らされるのだ。
グレ君も取り戻せない時間が多くあったが、その費やした時間こそが彼の糧になって今に生きていることも間違いない。
彼のように培ってきた事を糧に、耐えて真っすぐ生きていったら、道は開けるのかもしれないね。
人生は誰に出会うかで変わる
ドラマも終盤の17話が私は大好きだ。
昇進や社内政治・・・会社に勤めている限り常に付きまとう。
そんな中でも同期という存在は大きい。
言いたいことを言い合え、気のおけない仲間たち・・・ある意味戦友である。
そんな彼らの連帯感が世代別に描かれている。
それが何とも心地よく微笑ましい。
お互いがライバルではあるけれど、お互いの立場を理解できるのも同期なのではないだろうか。
オ次長の隠し撮りした写真がグッジョブです^^
他の事は思い通りにいかない 自分のすべきことを考えるの
シンプルだけどあらゆる事に近道な思考だと気づかされる。
ドラマ:プロデューサーの中で語られていたロバート・フロストの「The road not taken」(選ばれざる道)の話がここでも出てくる。
フロストのこのアイロニーに満ちた諦観の詩が私には刺さる(笑)
他にも魯迅のあるとも無いとも言えない希望や道の話などにも触れられてたり・・・
哲学的に考えさせられることが多かった。
前へ進めない道は道ではない
道は皆に開かれているが 皆が持てる訳ではない
ドラマは最終盤へ・・・
会社を辞める選択をした人、会社に残る選択をした人・・・
それぞれの目指す場所・・・自分の前にある道に進むための選択だった。
人生は選択の連続である。
何を選ぶかは自由だが、その時に選べる選択肢は、
自分がそれまでに何を選択してきたかによって決まる。
↓ このOSTがハマる(笑)ドラマの終わりに味わい深いい・・・サラリーマンの悲哀を感じる。
思うに”未生”は「道」というものがテーマではなかろうか、
そして、その道を進むのが一人なのかそうじゃないのか誰となのか・・・
チャン・グレという青年を通して見ていると、人間が根底に求めるものが見えてくるような気がした。
ラストに登場人物の時間の流れを巻き戻すことで、”あの時の二人”の接点を演出している。
最後まで綿密にまとまっていた。ブラボー!
正直、スタッフの写真がBGMと共に流れ出して・・・またこの終わり方か・・・と、少し残念な気もしていた。
邪魔にはならないような紹介の仕方だったけれど、私としてはその写真がドラマの中での色んなシーンだったら全て完璧だったと思う。
視聴者もそこで思い出しながら余韻に浸れるもの・・・
ともあれ、ドラマ「ミセン -未生-」視聴の価値は大有りです ^^) _
↓↓お試しにダイジェストなどどうぞ↓↓
忘れたからといって 夢じゃなくなるわけではない
見えないからといって 道じゃないわけではない
この先に続く言葉を自分で考えてみるのも良さそーだ。
今日はこの辺で。
※それこそ長文をここまでお読みくださり有難うございました^^
4 O'Clock (お気に入りの曲:BTS編)
BTSの曲たちの中で1番好きかもしれない・・・
テテとナムジュンのユニット曲。
CD化されていないの?そんなことをチラッと読んだけど・・・
テヒョンの感性で曲を作ろうという事だったらしい・・・
午前4時の公園で友達(ジミン)を待っている・・・そんな時の感情を歌にしたそうな・・・
メロディーはナムジュンとテヒョンが一緒に作っているんだね。
この曲は心にじわ~っと沁みます。
沁みこんで癒される・・・
未明の公園で友を待つなんて事、普通はそうそうあることじゃないよね・・・
でも彼らならそういう事あるのかもな・・・なんて思いながら聴いた。
すると・・・情景が浮かんでくるから不思議~
午前4時という未明の時間帯から徐々に夜が明けていく・・・
そんな情景の歌詞を聴きながら追っていると、
私自身もある情景を思い出す。
愛犬(黒ラブ)を飼っていた数年前、
息子の遠征で早起きしてあれこれしていると、決まって散歩へ連れていけ~と外はまだ真っ暗なのに愛犬のアピールが始まる。
息子を送り出し、そして‥まだ暗い中散歩に出かけるのだった。
いつもの道を歩いていると‥辺りは暗闇から仄暗さに変わり、青から段々と白んでいく・・・空は朝焼けでオレンジ色や赤っぽく染まる時もあった・・・わぁ~~と感動したものです。
明け方の散歩はいつも私にそんな美しい自然のご褒美をくれた。
この曲を聴いていると、なぜかその時の情景が浮かんでくる。
家族の誰も経験していない、私と愛犬のそんな散歩の思い出・・・
彼(愛犬)と私は親友だった。
ワンコだけれどもかけがえのない友だった。
孤独になりがちな自分に、どんな時も寄り添ってくれた家族であり友であった。
10年と言う短い生涯を終え私の元から旅立って数年が経つ。
今は何処にいるのかな?
今度生まれ変わるなら彼と兄弟として生きたいと願う・・・そんな存在。
この曲に流れている感性が・・・
心の奥にとても大事にしている思い出を美しく呼び覚ましてくれる。
だから聴いてると穏やかな気持ちになれるのかな。。
1つの曲っていろんな音の組み合わせでできる訳だけれど、もちろんリズムも入るけれど・・・
存在する決まった音を使うのに、どれもこれも違ったものになるって不思議~~♬
今日はこの辺で。
「腐女子、うっかりゲイに告る。」視聴の感想
世の中・・・
私の目から見る普通じゃない色んな事が存在する。
普通ってなんだろう?
私の目から見る普通の事は、誰かの目から見たら普通じゃないのかもしれない・・・
まず、この題材(腐女子とかゲイとか‥そこから派生するあれこれ)を、よるドラとは言えN〇Kのドラマで扱った事に心を動かされた。
数話を見逃してしまったけれど、途中から見ても心をぎゅっと掴まれるクオリティだった。
内容についてはここで詳しく書かないので、サイトでご確認を。。
同性愛者であるという純・・・
彼らの恋愛は、好きになってもいい人を探すところから始まるという・・・
ハッと気づかされる言葉であった。
同時に、一般的な恋愛においても程度の差こそあれそういう所があるような気がして・・・
同じじゃね?・・・だけど、同じではないだろう・・・でも違うとも言いたくなくて・・・
・・・しばらく思考が立ち止まった。
このドラマにはQUEENの歌であったり背景であったりが流れています。
主人公(純)の愛聴している音楽ということもあり・・・
話題になった映画ボヘミアンラプソディーは結局‥観に行ってませんが・・・元々好きな曲もありますね、私にも。
Somebody To Loveは私の波長とよく合います。
聴いていたら何となく・・・ビリー・ジョエルを思い出した・・・聴きたくなった♬
ピアノベースだからかな・・・
最終話、
新天地で新たな一歩を踏み出す時・・・
純を大学まで見送りに来た彼の母とのやり取りが、同じ母として頼もしく心強かった。
彼のような境遇に限らず、人生には様々な困難や試練が誰しもあるのだろうけど、
「受け入れる」ことから1つずつ前へ進めるのかなと思う。
これが難しいのだ・・・^^;
多様性を普通に受け入れられる社会や人々・・・
多様性に寛容な心が、それこそ普通になればいい。
ドラマは、私の期待を裏切るような形で終わり、それがまた私の期待通りの終わり方でもあった。
終わった瞬間からしばらくそのままボーっと時を過ごす。
これよ、これなのよ!
ものすごい余韻を残してくれた。
さすがのセンス・・・
ありがとう。。
久々にクオリティの高いエンディングに出会った。ブラボー!
そして、素晴らしいドラマだった。
機会があれば、ぜひご視聴あれ。
では、この辺で。
「禁じられた愛~ハヌルジェの夕暮れ~」視聴の感想
6話(1話が十数分ほど)の短編ドラマを視聴しました。
これって大体1時間あまりのドラマと考えていいのかな?
ちょこっと見るのにはお手軽な時間だった。
少し前に書いた「アントラージュ」のソ・ガンジュン主演。
デビューして3ヶ月くらいの時の作品だとか・・・
ドラマのイメージ画像を見た瞬間・・・見よう!と鼻息を荒くしました(笑)
というのも、ガンジュンssiの表情がすごくそそったので^^;
青年ユナ(ソ・ガンジュン)の学生服姿を見ていると、「とと姉ちゃん」の時の坂口君を思い出しました。
ソ・ガンジュンくんと坂口健太郎くんは似ていると話題になったこともあるからかな。
お二人とも恐ろしく学生服が似合います~
話は、、
青年ユナがかなり年上の女性へ愛を抱くというものですが、
そんなのありうる?と若干思うものの、自分もかなり年上女性なだけに期待は大きく(笑)
彼のしぐさの一つ一つにヨダレが垂れそうに・・・いや、ドキドキしながら視聴しました。
禁断色が濃い上に純粋な愛が加わり、それがまた一層危うく・・・
何だか怖いとまで思わせてくれる・・・私の大好物的な内容かもしれないと見始めは小躍りしましたが・・・。
さておき、
彼は目が勝手に語るタイプの人のようで・・・
目の色もまた武器になっている。
「アントラージュ」の時は、何の先入観も無く視聴したけれど・・・
ソ・ガンジュンssiけっこう人気のある俳優さんだったんだね・・・
そりゃ、魅力が半端ないもの・・・ね?
ドラマの前半はその先の展開を期待してドキドキ・ソワソワ見ていたけど、
何となくなるように話は進み、「あ、そういう結末ですか・・・」と、あえなく終了~
私としては、愛し合う二人の関係にもう少し展開が欲しい!
そして、単に美しい純愛ものでは無く・・・純粋な愛から生まれるかもしれないダークサイドをもっとドラマに反映して欲しい。
短編ではなく普通のドラマくらいの時間を使って作ってみたらどうだろうか?
単に、年上女性を愛するガンジュンssiが見たいだけ・・・
と言うか、愛するが故に破滅に向かう・・・そんな彼の演技が見たいのである。
狂おしい彼が見たい・・・ オイ ^^;
あの目はヤバい演技しそう・・・な気がする(´▽`*)
今回のドラマは短くて私としてはちょっと不完全燃焼だった。
ただ、一見の価値はありそう。。
そして、次に観る彼の作品に期待している。
では、今日はこの辺で。
今日のK曲「ガチョウの夢」
この曲は、10年くらい前に出会いました。
いろんなアーティストが歌っていて、それで知ったのだったかな?
今でもいろんな場でよく歌われているようですね~
いい歌ですもの。。
youtu.bemine391様より
夢は持っていた方がいい。
幼い頃の夢は、大きければ大きいほど良いと私は思う。
私自身幼い頃の夢は大きく遠かった(笑)
でも、そういう夢を抱いていたその頃の自分を誇らしく思うし愛おしく感じる。
今の夢は?と聞かれると・・・
どうしても現実に沿ったものになってしまい面白みに欠ける^^;
これは思うに、この先の可能性がどれだけあるか無いかという目には見えないけれど何となく見えるものが、思考に制限をかけてしまうからだろう。
自分を顧みつつ勇気をもらえ、塞がれている気持ちが解放される‥そんな気にさせてくれる歌です。
先の見えない若い時だからこそ抱ける夢がある。
それを大切にしてほしい。
以下は、いつか読み返しに来るだろう自分のために・・・
1つのグループが二つに分かれる時、
それぞれがどんな形であれ頑張っていられたらいつか・・・
そんなことを頭の片隅に・・・静かに距離を置いたあの頃から・・・
皆が兵役を終えそれぞれの活動に戻った時、過ぎた時間を実感した。
そして最近のあれこれ・・・
もう‥「いつか」は無いのかな・・・
それでも、最近のジェジュンの活躍をテレビで見て‥
多くの経験をした彼が話す言葉にホロリと安堵する。
ユノの話も聞いてみたいな・・・どこまで話してくれるか分からないけどね・・・
相変わらず、私の中では絶大な信頼感のあるユンジェ・・・ シアペンですが^^;
この動画の中のワンシーンはMKMFで賞を取った時の姿・・・
必死で泣くのを我慢するジュンス・・・
珍しくチャンミンが号泣、寄りそうユチョナ・・・ああ懐かしい・・・
日本活動が長かった後に、本国にカムバックしてプレッシャーと不安が半端なかったと語っていた。
今のBTSを見てても、海外で人気があるために本国で活動する時間も短く・・・
何かと不安があったりするんじゃなかろうか?
別格とは言え、そういうのを思い遣ってしまう母心^^;
Do you have a dream?
それでは、この辺で。
うっかりおススメする。
正直・・・今、日本のドラマがあまり面白くない・・・
今期も心待ちにしているドラマは無い。
そんな中、「ん?」というドラマのタイトルが偶然目に入ってきた。
「腐女子、うっかりゲイに告る。」
Σ(゚Д゚)
腐女子という概念が市民権を得てどのくらいなのだろう?
私は十数年前にこの言葉を知った。
そしてそれ以来・・・ライト腐女子(軽い腐女子)的な感覚を持ち合わせている。
このドラマの存在を知った時は、もう数話放送されていた。
けど、このエキセントリックなタイトルの引力たるや・・・ですね。
世の中には、いろんな普通と普通ではない事が存在する。
私が思う普通の事は、他の誰かから見たら普通じゃないかもしれない。
誰かの普通は、私の普通じゃないこともある。
普通って何だろう?
そんな事を考えたりして・・・
かなりおススメです! もう残り数話だけど・・・
全話視聴し終わったらまた感想を書いてみたい。
「僕らのイケメン青果店」視聴の感想
また出ました・・・
「イケメン」という一見使いやすい言葉・・・
しかし、その性質上‥安易に使ってしまうと思いのほか軽く安っぽくなり、本来表現したい事が伝わらないかもしれない事を忘れてはいけない・・・。
特にタイトルに付けるのは危険だ・・・と思う。。
イケメンは無理に入れなくても良かったのでは?シリーズっぽく仕方なかったのかもしれないけど~
「僕と僕らの青果店」くらいで・・・ ←またまた大きなお世話だね^^;
主人公テヤン(チ・チャンウク)は、実在する青年実業家をモデルにしているらしいですね~
HP読んで初めて知りました。
タイトルから想像するに‥爽やかなドリームズカムトゥルー的なストーリーかと思いきや、けっこう重い内容だった・・・^^;
そして、もれなく財閥と庶民、不幸な境遇、初恋、悪縁や裏切りというお決まりのテーマが流れております。いつもよりやや多めだな?
下の予告動画は爽やか過ぎて‥全話見終わってから見ると「へ?軽っ」ってなります。(笑)
まずは、ドラマの中で得たマメ知識みたいな事を書いておきたい。
おばあちゃんがテヤンによく話していたという柿の木のお話・・・
柿の木は昔から両班に愛されていた。
それは、柿の木が両班が備えるべき徳の象徴だったから・・・
皮と実の色が同じなのは、変わらぬ忠誠心。 へ~
老人でも食べられる柔らかい実は、親を思う深い心。 ん?柔らかい?
霜が降りても落ちないのは、堅固な意志の象徴。ほ~
おばあちゃんは、「柿の木に劣る人間にはなるな。」と言っていたそうな・・・
私は柿が好きではない。
でも、こんな深い例えに使われているなんて・・・若干見直した。(笑)
韓国特有の外食文化について、
韓国人は家では一人で食事をしても、一人で外食をする習慣がないそうな・・・
“メニューはみんなで決める”それも韓国人の文化らしい。
そう言えば、ドラマでもよく見かける。お昼ご飯に必ず誰かを誘ったり、皆で食べたり・・・
そうしなければ普通ではないように見られる。
そこはいつも少し不思議というか違和感を感じていた部分だった。
それぞれが別の物を注文して食べるというのはアリなのかな?日本では普通だけど・・・
そこはまたドラマ見ながら研究してみなきゃね!
こういったエピソードが織り込まれてドラマが進んで行くのだけれど・・・
全編的に‥自分の夢に向けて突き進むテヤンの度胸が気持ちいいドラマとなっております。。
「天才は努力家に勝てず 努力家は楽しむ人に勝てない」という名言から・・・
成功するために必死に努力し、その上イカれるほど商売を楽しんでいるから天下無敵だと言う彼。なるほど・・・
一般的に、男は度胸 女は愛嬌 と言われるけれど・・・
時代は、女も度胸 男も愛嬌よね!
OSTも出演俳優さん方で歌ってるのね。
この曲は元気が出そうな軽快なリズムです♬
チャンウクさんやはり歌声が良いですね。
イ・グァンスさんもなかなか^^ ←アントラージュや花郎にも出てた
ここで、キャストについて少し・・・
主演はもちろんチ・チャンウクssiなんだけど、他にも私のイケメンレーダーが捕えた出演者も多い。
まずは、「ウチに住むオトコ」でスエさんと共演していたキム・ヨングァン。←感想を書けずにスルーしたドラマだけど、一応最後まで視聴した。
今回は微妙な立場のスル役で、ちょっとイラっとさせてくれる^^;
そして、テオが出てるじゃありませんか~
シン・ウォンホくんね。青い海の伝説でテオ役だったから私の中では、彼はテオとインプットされてます。(笑)
ここでは、よくしゃべるし動くし・・・新たな魅力が炸裂しております^^
やっぱりアイドルなのね、可愛いわ♡
12話辺りで白雪姫に扮する彼にも注目です。
白雪姫らの場面で、不格好なリンゴを売る話が出てくるんだけど・・・
この一連のエピソードを見ながら普段の自分を少し反省した。
野菜や果物を買うときに、どうしても見た目の完璧な商品を選びがちな私です。
でも、その果物を人間に例えたら・・・
見た目がどんだけイケメンでも中身がクズやゲスじゃお話にならないのと同じで、
少々見栄えは悪くても中身が安心安全で美味しいリンゴならそっちを選ぶべきだよね・・・なんてね。
人間ではできてることを野菜や果物ではあまり意識してなかったことに気づいた!
キャストに話を少し戻しますが、
このドラマをタイトルに似合わず重くしているのは、ファン・シネさん演じるチェ・カンソン(カオンのママ)です。
ファン・シネさん、今回は良い役かと思ったのもつかの間だったわ^^;
でも、こういうヒール役は演じるのがすごく気持ちいいと聞いたことがある。
それにしても今回も本当に自己中心的で嫌な女の役で、視聴者に大いにストレスを与えてくれた。
この普通ではあり得ないストーリー設定が韓ドラよね・・・
そうそう、主演のチ・チャンウクssiですが、このドラマはまだ若い頃の作品だからか・・・
チ・チャンウクがチ・チャンウクに見えない。私だけか?
何というか・・・まだスターのオーラが無い。
もちろん、仕草はいちいちカッコイイし・・・果てしなくカッコイイんだけどね~
スターオーラは足りないけどキラキラはしてた☆ ←若干矛盾な表現になった^^;
↓このOSTも素敵です♬
やっぱり、キスシーンは美しい・・・ため息
一夜限りの恋人としてデートをする二人・・・
ワン・ジヘさん演じるジンシム(カオン)との居酒屋?でのキスは、そんな場所でそんな濃厚な・・・だったけど、美しく切ないから許す。。
別れの前の・・・こういう一夜限りのシチュエーションはドラマにはよく出てくる。
現実の世界でもこんなこと多いのかな?
そういう表向き美しい別れを経験できた人って何か羨ましいな。(内心はズダボロかもしれないけど)
とは言っても、愛し合っている二人の別れのシーンは、見てるだけでも胸が痛んだ(´;ω;`)
ドラマを通して‥苦難の数々がテヤンや青果店を襲うわけだけど、
その度に、腐らず自分(自分たち)ができることに努力する姿・・・
見ているといたたまれないんだけど、それが彼や彼らの正しい選択なのだ。
「人間は時に間違った選択をしてしまうことがある。
他に選択肢がなかった・・・と逃げることがあるが、
それは自分をだますための言い訳に過ぎない。」
そんな言葉がわが身を省みるとチクっと刺さった。
最後、何となくなるように終わるのだけれど・・・
それぞれのもう少し先をイメージさせるシーンがあってもよかったし・・・
あれだけ執拗な恨みの終着点が曖昧で、私にはスッキリしない点も多い。
もう少し緻密にまとめて欲しいような気もした。 注文が多いな^^;
チ・チャンウクさん、除隊されたので今後の作品が楽しみですね。
除隊する人もいれば入隊していく人もいるわけで・・・
当たり前の事として受け取ってますけれど、やはり国の違いを感じます。
他にもいろんな事で両国の違いを目の当たりにするけど・・・
どうなりますかね・・・
では、今日はこのへんで。